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【入門~初心者向け】Twitter連碁(9路盤)のゆる紹介 1局目-⑤

Twitter連碁
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Twitterでいろんな人と囲碁したい!ということで、開催しておりますTwitter連碁。

せっかくなので、ブログでも1手ずつ紹介していきたいと思います。
囲碁を全く知らない人にも楽しんでいただける内容を目指します!

前回のあらすじ

前回は13~15手目まで進行しました。
最後に打たれたのは黒:G-8でした。

15手時点の状況

黒が右上の陣地を守って、白は次にどこに向かおう?という局面です。
詳細は以下の前回の記事をご確認ください。

個人的には右下が気になるところですが、果たしてどうなるのか…!?
それではさっそく見ていきましょう。

16手目:E-3

16手目:E-3

16手目はE-3でした。
ついに右下が動き始めました!

この手は、なんと黒の石を切断しています。

さかのぼること9手前、7手目のブログ記事で
碁盤の線上で隣り合っている石はつながっている」と紹介しました。

過去の7手目で紹介した、石がつながっている図

16手目の石の周辺で、石のつながりを見てみましょう。

16手目の石のつながり。左下の黒が切断されてしまいました。

赤丸で囲った部分が黒石、
青丸で囲った部分が白石のつながりを表しています。
この石は線上で隣り合っていてがっちりつながっているので、
もう切断される心配はありません。

一方、左下の黒石1つ赤丸の黒石とつながることができず、
切断されてしまいました。

しかし、「切断されたらすべて悪い!」という訳でもありません。

切断された石の価値が高ければ相手に取られないように工夫し、
切断された石の価値が低ければ相手に取られても構わない、という扱いをします。
こうやって書くと、囲碁とはなかなか薄情なゲームですね…。

17手目:B-6

17手目:B-6

続いて17手目。黒はB-6でした。

この手は…
この手は…
この、手は…
私の力量ではなんと説明すればいいのか分かりませんが、
非常にかっこいい手です!!(語彙力)
※「手(て)」とは、今打たれた石のことを指します。

私なりに色々考えましたが、本当に説明が難しいです。
良い手なのかどうかの判断も難しく、
どのように変化するかを考えるのも難しく、
変化した結果が黒と白どちらが良いのかを考えるのも難しい手でした。
(念のため自分より強い人にも意見を聞いてみましたが、同じような回答でした)

ただ一つ言えるのは、とにかくかっこいい手です。

「何がそんなにかっこいいねん!」と思われると思うので、
かっこいいと思ったポイントを紹介します。

白の陣地に入り込みすぎて、黒は取られてしまうかもしれませんが…?

上の図のように、白の陣地っぽい場所の中に黒が入り込んできているので
最初にぱっと見た時は、
「あれ?これだと黒簡単に取られてしまうのでは?」
と思いました。

しかし、よく先を読んでみると、
この場所に黒がいることで、白が困ってしまう図が何通りか見えました。

一例を紹介します。

***ここから変化図(実戦の進行ではありません)***

白がB-6を取るためにC-5に出ます

黒はD-4の白石をアタリ(あと一手で取れる状態)にします

白はD-4が取られるのを防ぐためにD-5に打ちます

黒はC-7に打って白4子をアタリにします

白は取られないようにB-5に逃げますが…

黒がどんどん追いかけて…

白はまだ逃げますが…

黒はやっぱり追いかけて…

白が最後の抵抗をしても…

黒が全部取ってしまいました

***ここまで変化図(実戦の進行ではありません)***

はいっ!

というように、黒が白を全部取ってしまう変化図が見えました。
これは、黒が17手目に打ったかっこいい手がB-6の位置にあることで成立しています。

この図はあくまで一例で、他の変化も色々ありそうな局面だったので
一概に良い手か悪い手か判断ができませんでしたが、
上記のような変化図が見えたところを「かっこいい!」と思った次第です。

最後に

今回はTwitter連碁の16~17手目を紹介しました。
17手目の紹介に熱が入りすぎて、手数が短めになってしまいました(笑)

後追いにはなりますが18手目以降も紹介していく予定です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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