私は囲碁の中で人と対局するのが一番好きなので、てっきり皆さんもそうだと思っていました。
しかし、囲碁を通じてたくさんの人と出会って色々な楽しみ方があることを知りました。
ということで、このページでは囲碁の様々な楽しみ方を紹介したいと思います。
どんな楽しみ方があるの?
このページで紹介する囲碁の楽しみ方は以下になります。
- 対局する(人やAIと対戦すること)
- 検討する(自分や自分以外の人が打った碁を振り返り、研究すること)
- 観戦する(自分以外の人の対局を観ること)
- 囲碁を学ぶ(上記以外の方法)
それでは、順番に説明していきますね。
対局する
人やAIを相手に囲碁の対戦をすることです。
囲碁を始めた方は誰しもが経験するかと思います。
一言に対局すると言っても、
- ネット上で世界中の人と打つ
- 囲碁のAIと打つ
- 碁会所/囲碁サロン/囲碁カフェ等のお客さん同士で打つ
- 碁会所/囲碁サロン/囲碁カフェ等に友人何名かで行って、友人と打つ
- 大会に参加して打つ
- インストラクターや棋士の方の指導碁を受ける
- etc…
というように色々なパターンがあります。
インターネット対局は会員登録やアプリインストールさえすれば無料で利用できるものが多いので、
とても手軽に楽しめます。
また、多くの人がアクセスしているので、
自分と近い棋力の人を探しやすいのもポイントだと思います。
対面対局だと、ただ打つだけではなくて対局前後に会話をしたり、
周りの対局を観て楽しんだりするなど、人との交流が出来ることも魅力です!
私は普段自分から人に話しかけることが苦手(したいけど出来ない)ですが、
対局というきっかけがあると会話がしやすくなります。
検討する
自分や自分以外の人が打った碁を振り返り、研究することを「検討」と言います。
と言っても、自分が打った碁を振り返るためには初手から対局を覚えておく必要があり、
対面対局の場合だと、最初の頃はとても難しいと思います。
(私も有段者ですが、最初から最後まですべて覚えられないことがほとんど。。)
インターネット対局であれば、自分が打った対局が残るので、
初手から遡って検討することができます。
検討は、強くなるためには絶対に必要な作業になります。
自分が打った手のどこが良くて、どこが悪かったんだろう?
と振り返ることで棋力アップに近づきます。
最近では、AIを利用して検討することもとても多いです。
AIについて説明すると長くなるため省略しますが、
パソコンやスマホ、タブレットがあれば、AIが良い手を教えてくれます。
観戦する
スポーツ観戦等のように、自分以外の人の対局を観ることです。
最近では「観る碁」という言い方もされていますね。
強い人の対局を観ると、美しい石の形が分かったり、自分の発想には無い手が観られて勉強になります。
また、自分が打っているとドキドキして疲れてしまうという方も、
観戦であれば気楽に楽しめますのでおすすめです。
最近はYouTubeで様々な囲碁の動画が上がっており、解説つきで観られるものもたくさんあります!
自分の棋力や好みに合わせて、お気に入りのチャンネルを探すのも楽しいと思います。
囲碁を学ぶ
最後にご紹介するのは、「囲碁を学ぶ」ことです。
個人的には先に紹介した3つも囲碁を学んでいることになると思うので、
上記以外の2つの学び方を紹介します。
- 棋書を読む
- 囲碁講座を聞く
棋書とは囲碁や将棋の書籍のことで、本ブログでは囲碁の書籍を指します。
これから囲碁を始めてみよう、という方はまずは入門用の本でスタートし、
ばっちりルールを覚えたら、勉強したいジャンルの本を選んでいきましょう。
注意が必要なのは、いきなり難易度の高い本にチャレンジすると
「なんだこりゃ!全然分からない!もう嫌!!!」
なんてことになりかねないので、棋力に応じた本を選ぶようにしましょう。
とくに詰碁(つめご。石を取ったり、取られないようにする問題のこと)は、
自分の棋力よりやさしいものを選びましょう。
アマ有段者の人でもアマ級位者向けの詰碁が解けないということも普通にあるので、
とにかくやさしい詰碁を繰り返し解くのをおすすめします。
次に囲碁講座とは読んで字のごとく囲碁の講座のことです。(そのままですね…笑)
テレビやYoutubeでの囲碁講座もありますし、囲碁教室での講座もあります。
私自身は子供の頃に囲碁を覚えたので、とにかく実戦中心で
囲碁講座をあまり聞かずに育ちました。
大人になってからプロ棋士の囲碁講座を聞く機会があったのですが、
今まで聞いたことが無かった囲碁の考え方をたくさん聞くことができ、
目から鱗が落ちる思いでした。
ですので、これから囲碁を始める方も、すでに囲碁をやってるよと言う方も
一度囲碁講座を聞いてみていただきたいなと思っています。
囲碁の学び方は人それぞれで、勉強方法の好みもあると思うので、
あまり無理はせずに自分に合った、自分が好きなことを続けてみてください。
最後に
このページでは囲碁の色々な楽しみ方を紹介しました。
書いているうちに、もう少し詳しく書きたいな、と思う部分もあったので、
今後また別の記事で取り上げるかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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