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囲碁というゲームの雰囲気をお伝えしたい。石の気持ちを1手ずつ解説します。Twitter連碁4局目-①:序盤

Twitter連碁
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こんにちは、ふぐまるです。

今日は
「囲碁って何やってるのかさっぱり分からない!」
「そもそもどうなったら勝ちなのか分からない!」
というような方に向けて、

囲碁ってこんなゲームだよー!

という雰囲気をお伝えする記事を書いていきます。

今回使用しているのは9路盤(きゅうろばん)という小さめの碁盤です。

個人的には19路盤(じゅうきゅうろばん)の方が広くて楽しくてオススメなのですが、
ちょっと時間がかかりすぎるので、まずは9路盤から書いてみます。

注意※

あくまで囲碁というゲームの雰囲気をお伝えすることが目的であり、
最善手の解説をしているわけでは無いので、ご了承ください。

そもそも囲碁のルールって何?

囲碁が全く初めてで
「まずはルールから確認したい!」
という方は、以下の記事を参照ください。

まずはイメトレ

それでは始めていきます!

今回のイメージ:盤上は土地で、碁石は戦士

囲碁初心者さん向けなので、まずはまっさらな碁盤でイメージトレーニングをしましょう。

囲碁は陣取りゲームなので、
これからこの碁盤の上で黒と白が陣地を取り合っていきます。

囲碁は対局内容や人によって見え方も違うので、様々なものに例えられます。
・それぞれの陣地 =「家」
・人生
・マラソン
・色んな生き物、動物

何で例えるのが一番分かりやすいのか悩ましいですが、
今回は、このまっさらな盤上を「土地」
そして盤上に打たれていく石を「戦士」
に例えてみたいと思います。

「戦士」ですが、自分がイラストが描けなくて
それっぽいキャラのイラストが準備出来なかったので、
今回は犬さんに黒番、猫さんに白番を担当してもらおうと思います。

序盤の10手

1手目:黒「 6-五 」

囲碁は黒から打ち始めるので、まず黒が中央の少し右に打ちました。

最初の犬さん戦士が土地の中央付近を拠点として配置された感じです。

序盤はルール上どこでも打って良いのですが、

「これから陣地を取り合うぞ!」

という時に、あまり端っこに打っても
たくさんの陣地を取ることが出来ません。

ということで、
ドーン!と中央近辺で構えています。

2手目:白「 3-五 」

続いて白の戦士もやってきました!

黒に比べると中央より1歩端にいます。
中央への影響力は小さい代わりに、
陣地を確保しやすい位置にいます。

3手目:黒「 4-四 」

黒の戦士2人目です。

1人目の戦士と連携しながら、
ひとりぼっちの白にプレッシャーをかけています。

4手目:黒「 3-四 」

白はプレッシャーをかけられたので、
最初にいた戦士の真上に並んで、力を合わせて陣地を守りました。

5手目:黒「 4-七 」

黒は味方と少し距離を取りながら、
今度は下の方に配置して更に拠点を増やしました。

なんとなく、黒の戦士が色んなところに居て、
右側が黒っぽくなってきました。

一旦戦士のイラストを外して盤面を見てみましょう。

今の状況をざっくり表すと、こんな感じです↓↓↓

白の陣地になりそうなところが左辺(さへん)に少しありますが、
このまま放っておくと右側が大きく黒の陣地になってしまいそうです。

6手目:黒「 8-五 」

このまま行くと右側が黒の陣地で固められてしまいそうなので、
黒の戦士が増えつつある土地に、
1人の白の戦士が乗り込んでいきました

※戦士が増えてきて見づらくなってきたので、
 主要な戦士のみ載せています。

今入っていった白の戦士が黒に捕まってしまうのか、
白が陣地を作ることが出来るかが
勝負の分かれ道になってきそうです。

7手目:黒「 7-七 」

黒は自分の陣地を守りつつ、白が陣地を作るスペースを奪います。

8手目:黒「 7-三 」

対する白は、まだスペースが空いている
上の方に仲間を配置して、右上を白の陣地にしようとしています。

9手目:黒「 3-六 」

右上は白の陣地になりそうなので、
黒は深追いせずに左下を陣地として固めつつ、
2人の白の戦士に迫ります。

10手目:黒「 4-五 」

白は周りに黒が増えてきて息苦しくなってきました。

周りをすべて囲まれると取られてしまう危険もあるため、
「ぐいっ」
と進出します。

囲まれるのを防ぐだけでなく、
黒の戦士を引き裂く意味もあります!

それでは改めて、現在の状況を確認してみます。

5手目の時点とは少し状況が変わりました。

5手目の時点では左側が白の陣地になりそうかと思われましたが、
黒が下から攻めてきて白のスペースが狭められているため、
左上は黒とも白ともどちらとも言えない領域となっています。

今回は序盤の10手までなので、続きはまた次回になります。

棋譜について

今回解説した棋譜は、
ふぐまるが旧Twitterで開催していたTwitter連碁の第4局になります。

棋譜は以下の文字をクリックすると、WEB碁盤さんで初手から見ることが出来ます!
Twitter連碁 第4局

そういえば、Twitterは今となってはXに変わってしまったので、
今後やる場合はX連碁になりますね…。何のことかよく分からないですね(汗

最後に

9路盤の序盤の10手について、
囲碁がまったく初めての方にも雰囲気を伝えることを目標に書いてみました。

いかがだったでしょうか?

分かりやすいところ、分かりにくいところなどあれば、
ぜひコメントいただけると嬉しいです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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