こんにちは、ふぐまるです。
今日は囲碁というゲームの雰囲気をお伝えする記事の続きを書いていきたいと思います。
前回の記事はこちらから参照ください。
前回のおさらい
前回は序盤の10手まで進みました。
状況としてはこんな感じです。
白石が◎になっている場所が最後に打った場所なので、
次は黒の番になります。
それでは、さっそく続きを見ていきましょう!
中盤:11~20手目
11手目:黒「 6-三 」
白はもう1手打てば右側の仲間と繋がれそうでしたが、
すかさず黒が邪魔をしてきました。
また、右側の白は黒にぶつかってこられているので、
放っておくと黒にいじめられてしまいそうです。。
12手目:「7-二 」
黒がぶつかってきたので、白はやり返したい気持ちですが
ぐっと我慢して自分の陣地を守ることにしました。
相手が攻撃してくるとついついやり返したくなりますが、
時にはじっと我慢して反撃のチャンスを狙うことが大切だったりします!
13手目:「4-三 」
続いて、黒はじっくり仲間と連携しながら、
左側の白を狙っていきました。
このままどんどん囲まれると
白は黒に丸飲みされてしまうので、
・陣地を確保して取られないようにする
・味方の石と繋がる
のどちらかの対応が必要になります。
14手目:「3-三 」
白は「味方の石と繋がる」のは
ちょっと味方が遠くて大変そうなので、
陣地を確保して取られないようにする作戦に出ました。
15手目:「3-二 」
白が左側を陣地にしようと頑張っているところを、
黒が邪魔をしにきました。
16手目:「2-二 」
黒が邪魔をしてこようとしましたが、
白は毅然と対応して敵の侵入を食い止めました。
17手目:「5-二 」
さて、黒は油断していると、下の図の左側にいる1人の戦士が白に取られてしまうため、
味方を派遣して助けることにしました。
18手目:「5-六 」
左側の陣地を作りかけの白ですが、
何やら黒に隙を見つけたので様子を見に行くことにしました。
ずっと攻めモードだった黒が、少し慌てています。
19手目:「5-七 」
黒は白から分断されそうで、引き続き緊張した顔をしています。
とりあえず、左下の戦士は右下の戦士と繋がりに向かいました。
20手目:「6-六 」
白はさらに進んできます。
下の方の黒同士は繋がれそうです。
しかし、
上の方にいる黒が
下の方にいる黒と分断されてしまいそうです。
そしてよく見ると、上の方にいる黒は
周りを白に囲まれているような状態になっています。
と…ここで20手目となりましたので、
今回はここまでにしたいと思います。
最後に、現在の状況を整理しましょう。
黒:下の方がちょっと大きく陣地になりそう。
上から真ん中にかけての黒がちょっとピンチ。
白:右上が小さめの陣地になりそう。
ピンチの黒がどうなるか次第で、まだまだチャンスあり。
棋譜について
今回解説した棋譜は、
ふぐまるがX(旧 Twitter)で開催していたTwitter連碁の第4局になります。
棋譜は以下の文字をクリックすると、WEB碁盤さんで初手から見ることが出来ます!
Twitter連碁 第4局
最後に
前回に引き続き、囲碁を知らない方にも雰囲気が伝わるように書いてみました。
が、内容が少し難しすぎるかなぁと心配になってきています…。
今回はこのまま書ききってみて、
もしご意見やリクエストいただけたら、改善していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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