【入門~初心者向け】Twitter連碁(9路盤)のゆる紹介 3局目-②

Twitterでいろんな人と囲碁したい!ということで、開催しておりますTwitter連碁。

今回の記事は3局目の続きになります!
ぜひ紹介したいところがあるので、そこまでなるべくサクサク進める所存です。

目次

ルール

  • 互先(たがいせん。ハンデ無しという意味です)
  • コミ6目半

前回のあらすじ

白が黒石にごっちんとぶつかったようなところまで進みました。
それでは、次の黒の手から見ていきましょう~。

11手目:補強する

白にごっちんとぶつかられたので、
黒はぶつかられた石を補強します。

12手目:黒の石確保!

続いて、白はC-6の黒の石を確保しました!

13手目:今度は右上

左辺(さへん)で色々ありましたが、
ひと段落したので今度は右上に向かいます。

ちなみに今の雰囲気としてはこんな感じです。

左上一体が白
右下一体が黒
の陣地になりつつあります。

あくまで雰囲気なので、この段階ではまだ陣地が確定しているわけではありません。

14手目:今度は右下

右上かと思いきや、今度は白は右下に入っていきました!

もし右下で白の陣地が出来ると、
黒の陣地になるところだった場所が
一気に白の陣地
になってしまいます!

15手目:白地は作らせない!

ということで、黒は白に陣地を作らせないように
外側から狭めて陣地が出来るスペースを無くしていきます。

16手目:なんとかなりませんか?

白は周りに黒がいっぱいで陣地を作れるかどうか怪しそうですが、
なんとかなりませんか?と言わんばかりに動き出してきました。

17手目:ビシッと

黒は動き出してきた白をビシッと止めました。

18手目:どうにかなりませんか?

白はまだまだ右下で陣地を作るのを諦めていません。
黒も一歩間違えれば、あっという間に白の陣地が出来てしまいそうです。

19手目:スペースを奪う

黒は引き続き白の陣地が出来そうなスペースを奪っていきます。

20手目:諦めムード

白は右下で陣地が作れないと思ったのか?
諦めて右上に打ちました。

しかし、実はこの手にも狙いが潜んでいるのです…!

21手目:しかたなく

黒はしかたなく「F-5」に打ちました。
何が”しかたなく”なのか、見ていきましょう。

22手目:出る

続いて、白はにょきっと黒の間を出てきて。。。

23手目:止める

黒は出てきた白を止めますが。。。

24手目:切り離す

白は、黒の「G-7」の石を切り離すことが出来ました!

黒は出来ることなら「G-7」の石も取られないように守りたかったのですが、
「G-7」の石は守ることが出来ない状況だったため、
21手目で”しかたなく”「G-7」の石を諦めることにしたのでした。。

なぜなら、「G-7」の黒の石を守ると、
右下が白の陣地になってしまう
のです…!

21手目の局面に戻って変化図を紹介します。
※少し長くなるのと、入門の方にはかなり難しいと思うので
 「黒の陣地の中で白の陣地が出来る場合もあるよ!」
 ということが分かってもらえればOKです。

***ここから変化図(実際の進行ではありません)***

このように「G-7」を守りたかったのですが、
黒がここに打つと…
↓↓↓

白にこう打たれて…
↓↓↓

白が繋がらないように、黒は止めますが…
↓↓↓

白にアタリ(あと1手で取られる状態)にされて…
↓↓↓

この黒の石が取られたら、白が繋がってしまうので
黒は取られないように守りますが…
↓↓↓

なんだかプラス + のような形のところに打たれて…
↓↓↓

黒は取られそうな石を守りますが…
↓↓↓

実はこっちの石も取られそうな状況だった訳で…
↓↓↓

こうなって…
↓↓↓

なんということでしょう。
黒地(くろじ:黒の陣地)だった右下が、
白地(しろじ:白の陣地)になってしまいました…!

今の陣地のイメージはこんな感じです。

見づらくて申し訳ないですが…
薄ーいグレーで塗りつぶして白ネコが乗っているところが白の陣地、
濃いめのグレーで塗りつぶして黒ネコが乗っているところが黒の陣地です。

(ちなみに右上はまだはっきりしていないゾーンなので、
 塗りつぶしはなく「?」マークがついています。)

13手目の状況と比較してみましょう。

13手目の状況

13手目の時点では黒の勢力が大きかったですが、
この変化図では白が右下で陣地を作ったので、
だいぶ黒の肩身が狭くなってしまいました。。

このように、碁盤の上では思わぬ変化が起こることが多々あります。
自分の思い通りに進んでいくことはなかなか無く、
まるで人生のようだな~と思います。

想像もしていなかった進行になって、対局中も
「どうなってるの!?どうなっちゃうの??」
とドキドキハラハラ感を味わえることもあります(笑)

これは実際に対局してみないと分からないと思うので、
まだ対局されたことが無い方にはぜひ囲碁にチャレンジしてみてもらいたいです!

***ここまで変化図(実際の進行ではありません)***

ちょうど局面のキリもよいので、今回の記事はここまでとさせていただきます。

最後に

今回はTwitter連碁の3局目を紹介しました。
ちなみに実はまだ書きたいところまでたどり着けていません・・・^^;
次の記事でたどり着けるはず!

今回、変化図のボリュームが大きくなってしまいましたが、いかがだったでしょうか…?
まだまだ記事数が少ないので、色々試行錯誤して
1人でも多くの方に囲碁の魅力を伝えられたらいいなと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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