こんにちは、ふぐまるです。
今日は2023/9/24から開催されるアジア大会について書いていきます。
そもそもアジア大会とは
正式名称は 第19回 アジア競技大会 (2022/杭州) です。
アジア版オリンピックとも言われる、アジア最大のスポーツの祭典です。
前回は2018年にジャカルタで開催されており、
競泳で池江選手が6個もの金メダルを獲得し、MVPを取得された大会です。
第19回は2022年に中国・杭州で開催される予定でしたが、
コロナの影響で延期となり2023年の開催となっています。
スポーツの祭典に囲碁が!アジア大会史上2回目
スポーツの祭典であるアジア大会で囲碁が採用されたのは、今回が2回目になります。
初めて採用されたのは 2010年 第16回 中国・広州 での大会なので、
中国でのアジア大会開催時に採用されています。
中国での開催時に囲碁が採用されるのは、以下が理由と考えられます。
・囲碁が中国発祥のため
・現在、国際棋戦でも中国が強豪国のため
・中国の囲碁人口は6000万人を超えており※、人気が高いため ※2023年5月時点
この間にもアジア大会は開催されていますが、囲碁は採用されませんでした。
(第17回 韓国・仁川、第18回 インドネシア・ジャカルタ)
次回は2026年になんと日本の名古屋でアジア大会を開催予定ですが、
残念ながら今のところ囲碁は種目に入っていないようです。
ということで、次のアジア大会で囲碁が見られるのがいつになるか分からないので、
囲碁に興味が無かった方もぜひ今回は注目いただけると嬉しいです!!
囲碁の種目について
囲碁では以下の3種目があります。
・男子個人
・男子団体(5人)
・女子団体(3人)
前回の種目は 男女ペア碁、男子団体、女子団体 だったので、
ペア碁が男子個人に変更されています。
日本勢の選手について
選手 一覧
日本の選手はこちらになります。
日本トップのタイトルホルダーがずらりと並んでいます!
※タイトルは2023/9/4時点の情報を記載しています。
囲碁の世界では、アジア大会以外にも国際棋戦の場があるのですが、
日本の選手は「既に国内のタイトル戦のスケジュールが組まれていて出場できない」
というケースがあるため、ここまでの選手がそろうことはなかなかありません。
ふぐまるの注目選手!
全員が注目選手なのですが…あえて選ぶとしたら、
個人的には女子団体の3名に注目しています。(←選びきれてない)
囲碁の世界では男女混合の棋戦と、女性のみ出場する女流棋戦があります。
藤沢女流本因坊、上野女流名人の2名は女流棋戦のみならず、
男女混合の若手向け公式棋戦で優勝経験があり、
その実力は折り紙付きです。
また、上野女流名人と上野二段は姉妹での出場になるので、
チームワークも抜群なのではと期待しています。
囲碁の世界では中国選手の層が厚い
先ほども少しお話した通り、
現在囲碁の世界では中国が強豪国で層が厚く、次いで韓国に強豪選手が多いです。
そのため、直近の国際棋戦では個人・団体ともに中国と韓国が優勝を独占している状態です。
とはいえ、日本もアジア大会に向けて素晴らしいメンバーで、
国を背負った戦いに向けて入念に準備されていることと思います。
2023/08に開催された国際棋戦「第5回夢百合杯世界囲碁オープン戦」では
64名のトーナメント戦で、日本選手11名中の6名が中国選手に勝って2回戦に進んでおり、
明るい兆しが見えています。(残念ながら2回戦で全員敗退となってしまいましたが…。)
キャプテンの一力棋聖も「メダル2つ獲得」を目標に掲げていますので、
ぜひメダル獲得に向けて頑張ってほしいです!
アジア大会ならではの光景も
ドーピング検査もあります
種目は囲碁なのでボードゲームなのですが、アジア大会自体はスポーツの祭典です。
そのため、他の種目と同様に事前のドーピング検査もあります。
ドーピング検査では風邪薬等も反応する場合があるとのことで、
普段以上に体調管理が必要になります。
チームJAPANのジャージで対局!
囲碁は国内・国際棋戦ともにスーツで打たれることが多いのですが、
アジア大会ではチームJAPANのジャージを着用しての対局になります。
棋士の方々のジャージ姿もなかなか見られないので、ちょっと楽しみです。
最後に
今回は2023/9/24から中国の杭州で開催されるアジア大会の囲碁について書きました!
男子個人、男子団体、女子団体の3競技、日本選手の皆様にはぜひ頑張ってほしいです!!!
また、囲碁をやったことが無い方もぜひ他の競技を見るついでに、
結果だけでも気にしてもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント