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囲碁用語:置き石について。打つ順番も紹介します!

用語説明
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こんにちは、ふぐまるです。

今日は囲碁の「置き石」について説明していきます!

「置き石」とは?

「置き石」とは、囲碁の対局で棋力差がある場合にハンデとして置く石のことです。
読み方は「おきいし」です。

囲碁は必ず黒から打ち始めるゲームで、
相手との棋力差がある場合は弱い方が黒番と自動的に決まります。

そのため、相手と棋力差がある場合には棋力差に応じた数だけ
黒が先に盤面に石を打った状態からスタートすることになります。

「置き石」の数の目安

「置き石」の数は碁盤の大きさによって異なります
今回は19路盤の碁盤の場合で説明します。

■19路盤での「置き石」の数の目安

  • 基本的には「1段級位差につき1子(いっし)」
  • ただし、棋力差がありすぎる場合や、指導碁で打つ場合には
    段級位差によらず上限を設ける場合もある

目安としては、上記になります。

「1段級位差につき1子」とは、例えば15級の人と10級の人が打つ場合、

15級 - 10級 = 5

で級位としては 5 離れているため、
15級の人が黒を五子(ごし)打った状態からスタートとなります。

「置き石」の呼び方

すでに説明の中にも出てきていますが、
置き石は
「石を置いた数」 + 「子(し)」
と呼びます。

石を2個置くのであれば「二子(にし)」、
石を9個置くのであれば「九子(きゅうし)」
といった具合です。

ただし、1級と初段等で棋力差が 1 の場合は、
定先(じょうせん)
と呼び、下の棋力の人が黒番で好きなところから打ち始めることが出来ます。

また、9子置くことを「星目(せいもく)」と呼んだり、
他にも特殊な呼び方をする置き石があるため、後述します。

「置き石」を打つ場所と、打つ順番

九子までの置き石は、碁盤の上の「星(ほし)」と呼ばれる黒い点の上に打ちます。

「置き石」は、実は打つ順番が決まっています。

「定先」~「九子」までの石を打つ場所と、打つ順番を紹介します。

定先(じょうせん。棋力差:1)

定先の場合、黒はどこから打ち始めてもOKです!

ということで、説明図は省略いたします。

二子(にし。棋力差:2)

二子の場合は右上と左下の星に打ちます。

順番としては、数字が書いてある通り
1番最初に右上に打ち、
2番目に左下に打ちます。

以下、同様の記載になるため、文字による説明は省略して図のみ掲載します。

三子(さんし。棋力差:2)

四子(よんし。棋力差:4)

五子(ごし。棋力差:5)

六子(ろくし。棋力差:6)

七子(ななし。棋力差:7)

八子(はっし。棋力差:8)

九子(きゅうし。棋力差:9)

「置き石」の特殊な呼び方

先ほど少しお話した、特殊な呼び方がある置き石について紹介します。

星目(せいもく)

九子置くことを「星目」と言います。以下の状態です。

星目風鈴(せいもくふうりん)

星目の九子に加えて、三々(さんさん)の四カ所を占めた状態を
「星目風鈴」と呼びます。なんだか涼し気な名前です。

星目風鈴中四目(せいもくふうりんなかしもく)

星目風鈴に加えて、更に真ん中に4つ石を置くことを
「星目風鈴中四目」と呼びます。

最後に

今回は置き石について説明しました。

囲碁を始めたばかりの頃は、たくさん置き石を置いても
あっという間にやられてしまうこともあるかもしれません。

続けていれば少しずつ置き石が減ってくると思うので、
1つずつ置き石を減らすことを目標にして頑張りましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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