Twitterでいろんな人と囲碁したい!ということで、開催しておりますTwitter連碁。
せっかくなので、ブログでも1手ずつ紹介していきたいと思います。
囲碁を全く知らない人にも楽しんでいただける内容を目指します!
前回のあらすじ
前回は21~30手目までを紹介しました。
白が黒の3つの石を取り込んだところです。
左下は黒っぽくなっていますが、まだはっきりしていない、という状況でした。
それでは続きを見ていきましょう。
31手目:B-4
黒は●B-4でした。
左下がまだはっきりとした黒地ではないので、黒の陣地を広げにいきました。
また、黒●B-6の石とつながることも狙っています。
32手目:A-5
白は〇A-5に打ちました。
ここに打つことで、黒●B-4と●B-6がつながることを防ぎました!
また、白はこのように一線(いっせん と読みます。碁盤の一番端のことです)
に打つことで、完全に陣地を囲いました。
黒はどう頑張っても、もうここから侵入することはできません。
イメージ的には、
この32手目を打つまでは閉めかけのシャッターが少しだけ空いていて
まだ滑りこみで入れる可能性があるのですが、
32手目を打たれるとシャッターがぴしゃん!と閉まってしまって
入れなくなる、というような感じです。※あくまで個人の感想です。
イラストで表してみるとこんな感じです。
このように、囲碁は終盤(しゅうばん)になると
一線(いっせん)や二線(にせん。盤の端から2本目の線のことです)に打って、
お互いの陣地の壁を完成させていきます。
33手目:F-1
33手目は●F-1でした。
油断していると白の石がたくさん取られてしまうので、注意が必要です。
どういうことかというと…
囲碁には
「相手の石を囲むと取れる」というルールがあります。
そして、あと1手で取れる!という状態の石のことを「アタリ」と呼びます。
(対局しているときに「アタリ!」と声に出す必要はないです)
今この瞬間だと…
水色で塗りつぶした6つの白石が「アタリ」の状態になっています。
なのでもし白が気が付かずに違う場所に打ってしまったりすると…
はい。
上の図のサラリーマンの方が示してくれている▲の場所に黒が打つと、
白は水色で塗りつぶした6つの石が取られてしまいます。
さて、白は取られないようにするためにどこに打てばよいでしょうか?
ちょうどキリがよいところになったので、答えは次回の記事で発表します!
最後に
今回はTwitter連碁の31~33手目を紹介しました。
もしこの記事が囲碁を始めたばかりの方の目に留まったら、
ぜひ次の一手を考えてみてもらえると嬉しいです^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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