Twitterでいろんな人と囲碁したい!ということで、開催しておりますTwitter連碁。
今回の記事は3局目の続きになります!
やっと紹介したいところまでたどり着きました…!
ルール
- 互先(たがいせん。ハンデ無しという意味です)
- コミ6目半
前回のあらすじ
前回は白が黒の「G-7」(赤矢印の黒石)を切り離したところでした。
さっそく続きを見ていきましょう。
25手目:まくる
「まくる」という表現が正しいのか分かりませんが…
黒は「G-7」の石が切り離されてしまいましたが、
「G-7」の石を利用して白の陣地を減らそうとしています。
26手目:取った!
白は黒の石を1つ取りました!
取った石は「アゲハマ」と言って白のポイントになります。
27手目:ひと段落
黒は「J-6」に打って、白の陣地を少し減らすことに成功しました。
これで右上はひと段落です。
28手目:どうなってるの?
ここで、白が右下で陣地を作ろうと動き出してきました。
ここはいったいどうなっているのでしょうか?
実はここがこの碁で一番紹介したかったところになります!
今度ブログで書きますと言ってだいぶ遅くなってしまいました(^^;すみません…
この局面の候補手で以下のA/Bの2点が人気でした。
両方の進行を紹介します。
29手目:実戦はこちら
実戦はこちら、Bを選ばせていただきました。
黒はF-2の石が取られないように”逃げた”ことになります。
「黒は逃げても取られちゃうのに、なんで逃げるの?」
と思われた方もいるかもしれません。
実は、黒がこうやって逃げることで、
右下を白の陣地にすることを防いでいるのです!
細かい説明は割愛しますが、
白はここからどうやっても陣地を作ることが出来ません。
逆にAを打つと、右下が白の陣地になる可能性があります。
Aを選んだ場合の変化図を紹介します。
※今回の変化図も長くなっていますので、
難しい場合はあまり深く考えず
「白の陣地になっちゃうかもしれないのね!」
くらいに思ってもらえれば幸いです。
***ここから変化図(実戦の進行ではありません)***
黒がAの方から打つと…
↓
白は黒の石を取って…
↓
黒がスペースを狭めようとしますが…
↓
白は抵抗を見せて…
↓
黒は白がつながるのを防いで…
↓
白はまたまた抵抗して…
↓
ここに打たれたら白の陣地が完成してしまうので、
黒は陣地の完成を防いで…
↓
白は黒の1子を取りました!
この形は「コウ」という形で、
細かく説明すると長くややこしくなるので、
今回のケースに当てはめて極端な言い方をすると、
この場所で2手連打できた方の陣地になる、
という状況になりました!
うーん…最近入門の方にはちょっと難しすぎる内容になっているかもしれません。
せっかく読んでいただいたのに
「難しすぎるよー!」
と思わせてしまっていたら大変申し訳ありません。
どうやって説明していくのが良いか、研究してみます。
***ここまで変化図(実戦の進行ではありません)***
さて、実戦の局面に戻って、現在の状況を紹介します。
濃い目のグレーで塗りつぶしている箇所が黒地(くろじ:黒の陣地)、
薄目のグレーで塗りつぶしている箇所が白地(しろじ:白の陣地)になります。
「?」がいっぱいですが、「?」の箇所はまだどちらの陣地かはっきりしていない場所になります。
右下の白が取られて黒の陣地になってしまいましたが、
実はまだまだ良い勝負です!
次の記事で結果発表としますので、今日はここまでとさせていただきます。
最後に
今日はTwitter連碁の3局目を紹介しました。
初心者さんや入門の方にも楽しんでもらえるブログにしたいなと思いつつ、ついつい難しい話に持っていってしまっている気がしてちょっと反省しています。。
色々と試行錯誤しながら、囲碁を知らない方にも楽しんでもらえるブログを目指していきたいと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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